溶融亜鉛めっきの技術
TECHNOLOGY
鉄は、なぜサビる?
なぜ、めっきが必要?
橋、高速道路、ビルの非常階段…。私たちの暮らしに欠かせない鉄製品は、空気や水に触れることで「サビ」てしまいます。サビは、鉄の強度を弱め、大きな事故につながる可能性も。
「溶融亜鉛めっき」は、鉄の表面を亜鉛の膜でコーティングすることで、サビの発生を強力に防ぎ、鉄の寿命を数十年以上も延ばす技術です。大切な社会インフラを長く、安全に使い続けるために、私たちの仕事は不可欠なのです。


仕事の流れ
WORK FLOW
未経験からプロへ。
4つの工程で生み出す、最強の耐久性。

工程1:前処理
最高の品質は、最高の準備から。
お客様からお預かりした製品の汚れや状態をチェックし、この後の工程で素材を均一に洗浄処理するために製品を専用の治具にセットします。製品の角度や向きを計算して吊るす。経験が光る工程です。

工程2:洗浄
鉄を、生まれたての姿に。
薬品の入った大きなプール(脱脂水洗槽など)に製品を浸し、目に見えない油汚れやサビを徹底的に除去します。この工程で表面処理をすることが、亜鉛の膜を強力に密着させる秘訣です。

工程3:めっき
440℃〜450℃の亜鉛が、鉄に最強の鎧を授ける。
440℃〜450℃前後に保たれた、高温でドロドロに溶けた亜鉛のプール(めっき槽)に、製品をゆっくりと浸します。鉄と亜鉛が化学反応を起こし、表面に強固な合金層が形成される、この仕事のハイライトです。

工程4:仕上げ・検査
プロの目で、完璧な製品を送り出す。
めっき加工が終わった製品を冷やし、余分な亜鉛を取り除くなど、細部を美しく整えます。最後は、膜の厚さや外観に問題がないか、厳しい基準で一つひとつ検査。合格した製品だけが、お客様のもとへ出荷されます。

